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入院診療外来診療

 

防護環境病棟

 

血液外来 クラス100防御環境室個室

NASA仕様の防御環境室26床を完備しています。

血液疾患は6H病棟(中央棟6階)と14H病棟(中央棟14階)で入院診療を行っています。定床数は41床ですが、常時50人以上の患者さんが入院されています。疾患は主に白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、再生不良性貧血などです。

6H病棟は防御環境室を有する病棟で、患者さんは無菌化された空気の中で生活し、口や鼻からの感染(経気道感染)、特にアスペルギルス肺炎の発症を予防します。防御環境室はNASAのクラス100が9床、クラス10,000が17床の計26床で、患者さんの入退室の調整は造血細胞治療センター小運営委員会が行います。

 

*造血幹細胞移植

当科では1989年から造血幹細胞移植療法を開始し、2022年4月現在900人以上の患者さんに造血幹細胞移植を行ってきました。腫瘍・血液内科、小児科、看護部、輸血部、放射線治療部、麻酔科、栄養部、業務課、施設用度課で東京慈恵会医科大学造血細胞治療センターを構成し、運営小委員会が移植患者さんの調整を行います。骨髄移植推進財団との連携も密に行っており、非血縁骨髄移植施設、非血縁骨髄移植採取施設、非血縁HLA不一致移植施設、非血縁骨髄移植海外協力施設に認定されています。

 

腫瘍の診療

 

腫瘍内科の薬物療法のほとんどは外来で行いますが、患者さんの状況によっては入院で行います。腫瘍内科医は全員、がん薬物療法の専門医です。対象疾患は多岐に渡りますが、主に肝胆膵疾患(胆嚢癌、胆管癌、膵臓癌)、乳癌、原発不明がんなどです。院内では、定期的に他科とのカンファレンスを開催し、適宜キャンサーボードも行います。またがん支持療法を積極的に取り入れることで、患者さんトータルケアを目指しています。

 

 

 

 

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