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基礎研究臨床研究

 

 

血液外来

[研究内容] 癌細胞に抗癌剤耐性をもたらす分子生物学的機序の解析

・抗癌剤耐性株の樹立と薬剤耐性機序の解明
・抗癌剤耐性を克服する併用療法の基礎的研究
・薬剤感受性に影響をもたらすマイクロRNAの網羅的解析
・RNA干渉を用いた、新規抗癌剤の標的分子の解明

 

 

樹状細胞を用いた癌免疫療法の研究

 

樹状細胞ワクチン:樹状細胞と腫瘍細胞の融合細胞

樹状細胞(Dendritic Cells: DCs)はプロフェッショナルな抗原提示細胞であり、抗原特異的免疫反応の誘導に重要な役割をもつ。

 

樹状細胞ワクチンと化学療法の効果的な組み合わせ

樹状細胞ワクチンを用いた免疫療法の治療効果はいまだ十分ではなく、有効性の向上を目指した改善が必要である。

 

樹状細胞ワクチンとNK細胞

樹状細胞は抗原特異的T細胞の誘導に重要な役割をもつことが知られているが、自然免疫であるNK細胞を活性化する作用も持つ。

 

 

人工癌幹細胞の作成

 

癌組織中に自己複製能と多分化能を併せもつ癌幹細胞が存在し、これが癌組織の維持と増殖に寄与していると想定されている。また、癌幹細胞は抗がん薬、放射線などに抵抗性を示し、この細胞の残存が癌の再発に深く関与すると考えられるため、癌幹細胞を根絶する新規治療法の開発が望まれている。

 

 

多発性骨髄腫における新規治療標的の研究

 

hsp90(heat shock protein 90) 、脂肪酸合成酵素(fatty acid synthase)、脱ユビキチン化酵素等の骨髄腫細胞における機能の解析を行っている。

 

 

*外来化学療法室
東京慈恵会医科大学DNA医学研究所、生化学講座研究室など学内の基礎教室と連携し共同研究を行っている。

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